施設: 自閉症児療育施設 - PIPA

歴史

2003年に自閉症児の子供を持つ親たちが、日常生活療法(TVD)のスペシャリストである三枝たか子先生がサンパウロ大学(USP)で行なった講演を見たことがきっかけとなって、PIPAのプロジェクト実現のための活動が始まりました。三枝先生は、1987年にアメリカのボストン東スクール、そして1994年にはウルグアイのモンテビデオヒガシ学校を設立された北原きよ先生の教え子です。
 
2004年から2006年の間、一部の保護者たちは日常生活療法(TVD)に興味を持ち、もっと深く理解する為に、お子さんを連れて一ヶ月ウルグアイへ留学をしました。その後、何度もブラジルでTVDの実践を試みて失敗を重ねた後、日伯友好病院とブラジルの仏教本門佛立宗 (日教寺)の理解と協力 により、施設が開設されました。
 
2006年4月1日に、茨城日水通り日教寺の敷地内に自閉症児療育施設が設立され、日本語名は、将来に向けて、大空に羽ばたいて欲しいとの願いから青空学級、ポルトガル語では「Projeto de Integração Pró-Autista」 (Pipa)と命名されました。
 
2010年3月、PIPAは日伯友好病院が手配したパルケ・ノーボ・ムンド区の建物へ移り、現在ではサンパウロの連邦道路警察 – SINPRF-SPが提供したスペースで、体育の授業を行っています。
 
PIPAでは現在、サンパウロ州保健省の要請に従い、医療チームを受け入れSUSの医療保険が使えるようになりました。
日常生活療法(TVD)は、日本の教育制度をベースに行われており、薬や通常の治療法を使わずに行動や精神に影響を及ぼさないようにする治療法です。
 
自閉症児を正常な認知能力を持っている子供と同じ様な環境で過ごさせ、身体と精神を強め、彼らの知的成長を促しています。
施設の活動は一人一人の年齢に合わせて、子どもたちの潜在能力を伸ばし、彼らの社会的な独立と自立を目指しています。
 

 日常生活療法(TVD)の基本的な特徴

  • 薬剤を一切使用しない生活療法 / 個人に合った生活リズムを整える事で、自分の行動をコントロールする力を身につける。
  • グループでの教育 /  社会生活上に必要な強さをグループで得る訓練。子供たちが集まって協力する事で、各自が社会に適応する力を身につける。
  • 24時間セラピー / 親が積極的に子供の教育に参加をする事がとても重要になります。