イペランジアホーム増築落成式を開催

07/10/2017

サンパウロ州、スザノ市に所在する日伯福祉援護協会傘下施設のイペランジアホームに於いて、新館の増築落成式が10月7日に執り行われました。

日本財団のご支援によって増築した新館を祝す式典の司会進行役は、スザノ市役所経済発展局を代表して出席しておられた高山アルツル氏が務めました。

式典に出席された各協会及び各行政機関の代表者は尾形武寿氏(日本財団理事長)、岩嶋健治氏(サンパウロ日本国総領事館総務班領事)、佐藤洋史氏(国際協力機構「JICA」サンパウロ出張所次長)、ロドリゴ・アイウチ氏(スザノ市長)、山下ジョルジ氏(ブラジル日本文化福祉協会評議員会会長)、内谷タケシ氏(イペランジアホームの土地を寄付して頂いたご家族の代表者)、篠原俊巳氏(山形県人会会長)及び高木政親氏(汎スザノ文化体育農事協会会長)、マルガリダ・ヨチコ・ソリゴ氏(ペドロ・カカ州議員顧問)、アルナウド・マリン氏(スザノ市スポーツ局長)、レイナウド・カツマタ氏(スザノ市保健局代表者)、カリヤ・アウベルト氏(スザノ・ロータリークラブ会長)、下元アケミ・ヂルセ氏(希望の家福祉協会副会長)、佐藤直氏(高齢者福祉施設「憩の園」会長)、頃末アンドレ氏(社会福祉法人「こどもの園」会長)の諸氏。援協からは与儀上原昭雄氏(日伯福祉援護協会会長)、菊地義治氏(日伯福祉援護協会評議員会会長)、中田和夫氏(イペランジアホーム運営委員会委員長)、さらに援協理事会のメンバー。そしてスザノ市の招待客の方々が出席されました。

「このような建物への援助の可否を決める際、最も決定的な要因は、運営する人達がどういう人達であるかです。私たちどもはこの協会の結束力なら、増築資金を援助しても大丈夫だろうと、結論致しました。資金を調達するのは簡単です。問題は作った後に、どのように運営していくのか、誰のために運営していくのか、結局は皆様方のために運営しているのです。それが本当に出来るのか、出来ないのか、出来るようにするためには、皆様の一致団結した姿勢が必要であります。我々はそれを期待して、ここにこの増築したホームの落成式に臨み、本当に心からお祝いを申し上げたいと思います。私自身もこのような立派な仕事をお手伝いできたことに、むしろ私たちは感謝の気持ちで皆様にお礼を言いたいと思います。」と日本財団の尾形武寿理事長からご祝辞の言葉を頂きました。

国際協力機構「JICA」の佐藤洋史次長は「日本財団及び与儀会長率いる日伯福祉援護協会に関わっている全ての方々のご支援とご協力があったからこそ、この増築工事が完成できたと思います。日系社会の発展のために尽力して来られた先人たち、先輩方のご苦労に報いるためにも、高齢者福祉、高齢者ホームの充実はとても重要なものだと思います。その意味でも今回の増築は日系社会のために大きく貢献するものだと思います。」と祝辞を述べられました。

スザノ市長のロドリゴ・アシウチ氏は、増築に関わりながらも、増築の完成を見ずにご逝去された方への弔意を表すと共に増築完成のために献身的に取り組んでこられた方々に祝意を表し「本日の増築落成は単に新館の完成、或いは収容人数の増加を意味するものではなく、多くの家族にとって、この国、このサンパウロ州、このスザノ市を築き上げてきた高齢者たちを、この信頼できる介護施設に預けられる機会が出来たということを意味するものです。」と述べました。

日本財団による資金支援の下、今回のイペランジアホームの増築が完成しましたが同様の資金支援で2016年にはイペランジャホームの各部屋のトイレと廊下の改修工事が行なわれております。此の度は10部屋、食堂、厨房及び駐車場の増築のため、78万ドルのご支援を頂き、従来、34名の収容人数が50名に拡大しました。

テープカット、記念プレートの序幕式及び新館の見学後、盛りだくさんの催物が準備された披露パーティーが賑やかに開催されました。


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