援協社会福祉部 パソコン教室9期生の卒業式

14/07/2017

サンパウロ日伯援護協会(リベルダーデ区)5階の神内ホールに於いて7月14日の午前11時から社会福祉部が実施しているパソコン教室の卒業式が行なわれました。ボランティアの先生方が各生徒に修了書証を授与し、受けとった43名の卒業生みんなが嬉しそうな表情を浮かべていました。

援協理事会副会長兼福祉部委員長の園田昭憲氏、事務局長の足立操氏、福祉部部長の長尾マリウザ氏、当部老年専門家の長井パウラ氏、グスタヴォ・スト氏、アサノ・タダシ氏、アナ・カロリナ・ヴェンツラ氏を含む3名の先生が出席されました。

日本では桜は入学式に咲くのに対し、神内ホールのベランダの庭の桜は今回の卒業式にあわせて咲き、卒業生たちを祝福していますと述べながら、園田昭憲副会長は祝辞の中で「日本では十年一昔というたとえ話がありますが、今は1年、2年、3年という短い期間で時代が変わっていきます。ここで皆様が習ったパソコン操作の基礎を基に全世界と繋がることができます。例えば、10年、20年、30年、40年前の友達を探すことができます。そして、健康にもよく、頭を鍛えながら、指を動かす事でボケ防止にも役立ちます。高齢になっても新しいものを求めていく姿勢は大切で私も常にそのような気持ちでおります。これからも続けてコンピューターをやって頂いて、ずっと長生きして頂きたいです。」と語りました。

終了証書を授与する前に、長井パウラ老年学専門家から先生たちに対し、4ヶ月間の懸命なはたらきに感謝の気持ちを込めて、感謝状が贈られました。「60歳以上の方々へのIT普及を目的としてパソコン教室が開始されましたが、ボランティアの皆さんのご協力のお陰で、全世界の情報が共有できるコンピューター、インタネート及びメールの操作の基礎をご高齢の方々が学ぶことが出来ました。」

「初めてのコンピュータ用語やパソコン操作など学ぶことが多く、頭がこんがらがってしまいそうになる時がありましたが、このようなすばらしいプロジェクトに参加できたことをとても嬉しく思います。病気の予防に関する講演会にも参加でき、新しい友人も多くできました。授業中、私たちをサポートしてくれたナイルさん(生徒)にも感謝しています。援協スタッフ、先生方及びここで出会った友達、どうもありがとうございました。これからも、英語コースの皆さんと一緒に食事、買い物にでも行って、また会いましょう。」と援協福祉部のプロジェクトに参加できたことと先生方の一生懸命で献身的な指導に感謝しながら、卒業生代表の水鳥ジェアン氏が御礼の言葉を述べました。

プロジェクトが進むにつれ、各生徒の成長が実感できるようになり、とてもやりがいのある期間だったと先生たちが感想を語りました。このプロジェクトで学んだことは基本的なパソコン操作ですが、これからもパソコンを使い続けていくことにより、さらに幅広くパソコンが使えるようになります。

このプロジェクトは、現在使用している教科書と最初の10台のコンピュータを寄付して頂いたパウロ小林協会と提携し、2013年に開始しました。その後、日伯友好病院から10台の最新コンピュータを寄付していただけました。プロジェクト開始から現在までに15人のボランティアと300人以上の生徒が参加してきました。

授与式の終了後、生徒と援協福祉部スタッフが準備した宴会が開かれました。


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