さくら祭り、開催50周年を記念して造園した日本庭園を開園

22/07/2018

2018年7月22日、さくらホーム主催の第50回桜祭りが盛大に開催されました。此の度、さくら祭りがカンポス・ド・ジョルドン市の無形文化遺産に登録され、これを記念して造園された日本庭園が開園されました。

遺産登録証伝達式にはカンポス・ド・ジョルドン市のフレデリコ・ギドーニ・スカラネロ市長、同市のベニウソン・アントニオ・トニオロ文化局長、遺産登録を推薦した同市会のルイス・コスタ・シントラ議長、援協からは杉本教雄常任理事と当ホームの辻雄三運営委員長が出席しました。

さくら祭りを後世に残すことの重要性を記録すると共に、市長、文化局長、市会議長とIPHAC(市立歴史美術建築環境文化遺産研究所)の歴史学者のマウリシオ・デ・ソウザ・リノ教授は無形文化遺産の保護に関する議定書に署名し、当イベントを「日系社会の皆様による、カンポス・ド・ジョルドン市の社会、文化及び観光の発展に対する多大なる貢献への証」と記されました。

さくら祭りは1968年、同市のジャグァリベ村シャカラ・コグメランヂアにて初めて開催され、祭りの拡大に伴い、当ホーム敷地内のさくら公園にて開催されるようになりました。現在、当イベントはカンポス市の年間公式行事に指定されており、ブラジル全土からの観光客が当該祭りを訪れています。当イベントで得たすべての売り上げは高齢者養護施設さくらホームの運営資金に充てられています。

伝達式と同時に、造園された日本庭園の開園式が行なわれました。草花や植物の再配置、新たな遊歩道の設置、池の造成、桜木の選定を行ない、滝と橋の新設はクリスチナ・カボクロ造園師のサポートを受けながら、農学専門家であるミヨシ・ヒロシ・ジョルジ氏と鈴木アツオ氏のお二人にボランティアとして計画、実施の面で協力をいただきました。

祭りは7月21日から8月12日の4週末8日間に開催され、様々な催し物や工芸品等の売店は来場者を大いに楽しませました。

 

高齢者養護施設さくらホーム

サンパウロ市より180Km離れた、「ブラジルのスイス」と呼ばれ、観光地として有名なカンポスドジョルドン市に所在しています。1937年から1990年まで日本移民の結核感染者を治療していた「サンフランシスコ・シャビエル療養所」の設備を改善し、2000年から高齢者のための長期介護施設として運営されています。

自然に囲まれた広い敷地内の施設で自立して日常生活が営める、もしくは自立度が高い60歳以上の高齢者の介護を行なっています。さくらホームは山間地の心地良い気候に恵まれ、長期介護施設の機能のみならず、カンポスドジョルドン市の通所介護施設としての機能も持ち、医療及び介護専門のスタッフが入居者の方々の自主性と自立性を高め、活発で健康的な老後を過ごして頂けるための活動やサポートを行っています。

さらに、2012年3月にカンポス・ド・ジョルドン市と提携し、デイサービスセンターのサービスを提供しています。60名の方が参加し、週2回に社会、文化、レクリエーション等の活動をしています。


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